水前寺エリア
2022年03月16日
後藤是山記念館
「生涯一記者」の誇りに生きた後藤是山の記念館。文学青年・是山は1909(明治42)年に熊本日日新聞社の前身である九州日日新聞社に入社。しかし当時は、天下国家を論ずる男性は文学に傾倒すべきでないという風潮があり、新聞社に幻滅してしまいます。 翌年、徳富蘇峰の「国民新聞社」に2年間の記者修行へ。帰熊後は、東京で出会った著名な文化人を紙面に登場させ、文芸欄の拡充に貢献しました。館内には与謝野鉄幹・晶子の色紙や短冊、堅山南風の絵手紙なども展示されています。