2022年03月16日
熊本洋学校教師ジェーンズ邸
明治4年(1871年)、教育の近代化を目指して創設された熊本学校の教師、米国人L.L.ジェーンズ一家の住まいとして建設されました。現存する県内最古の洋風建築です。
当初は熊本城域に在り、多くの市民が初めて見る洋風建築を見学に訪れて、ジェーンズは内部まで見せたそうです。
わずか5年で洋学校は閉校となり、その後は、西南戦争の政府軍本営、物産館、日ロ戦争・第一次大戦時の捕虜宿舎、日赤熊本支部、記念館など様々に移転、転用されました。
熊本地震で全壊し、現在、4度目の移転再建が進められています。(令和5年度開館予定)